阿波踊りを楽しむ(踊る阿呆)

にわか連で踊る

お盆の時期の徳島はまさに「踊りの聖地」。
阿波踊りを知っていても知らなくても
町に立つと「踊りの渦」「踊りの熱気」に巻き込まれます。

阿波踊りを見て踊りたくなったら
「にわか連」に参加してみてください。
徳島の阿波踊り期間中には、
何度か「にわか連」の時間が用意されています。

予約の必要はなくて、
決められた場所に時間になったら集まります。
踊りの説明があって、少し練習をしたあと
大通りを踊ることができます。
もちろん服装は自由です。

阿波踊りは2拍子です。
両手を上に上げて
リズムに合わせて動きます。

まずは、2拍子にあわせて大通りを踊る。
その楽しさを体感なさってくださいね。

ちょっと踊りを深めたいという方へ

阿波踊りの動きは「ナンバ走り」のように
右手と右足、左手と左足を同時に動かします。
通常歩くのと逆ですね。

この時に、単に手足を前方に動かすのではなくて
「肩」の位置に注目してください。

まずは両手を下して
肩と足だけを意識して動かしてみてください。

阿波踊りは2拍子ですが、
1,2,3,4のカウントで足と肩の動きが変わります。

1で右足を前に出し、同時に右肩を前側に向けます(左肩は後ろ)です。
2で右足に重心を乗せます。そのときに左肩を前側に向けます。

ちょっと無理がありますよね。
これを実現するためには足の向きを変えます。

1の時に右足は内股になるように軽く置き
2の時にその場で右足を外股になるように踏み換えます。
その時に重心を右足に乗せると自然に左肩が前に出ます(右肩は後ろ)です。

続いて
3で左足を前に内股になるように置き、左肩は前側のまま
4で左足を前に外股になるように踏み換えます。
その時に重心を左足に乗せると自然に右肩が前に出ます(左肩は後ろ)です。

1と3のときの足は前に軽く出して
2と4のときに前に出ている足に重心をかけて
身体をぐいっとひねります。

重心をかけていない方の足を浮かせるようにすると
身体がひねりやすくなります。

阿波踊りの基本動作は「足」です。
重心を乗せるタイミングと肩を前に向けるタイミングを
練習してみてください。

左右の肩を前に向けるのは、身体をひねる動作なので、
身体の軸をしっかりもってください。
これは「半身を入れる」という動作につながります。

1拍子ごとに左右に身体をひねるという動作は慣れが必要です。
最初は遠心力で振り回される感じがするかもしれませんが
ご自身の身体の動きをコントロールする意識でトライしてみてください。

足と肩の動きが出来たら、顔の位置を意識します。
顔はいつも正面を向いたままにします。
足を動かして、身体をひねっていても顔の位置は動かさない。

ここまでできたら
両手を上げて今までの1,2,3,4の
動きをしてみてください。
手を意識して振らなくても、
肩の動きだけで自然と手は動いているように見えます。

連によって動き方が違うので、連に入ったら
連のご指導に従ってくださいね。

「連」に所属して踊る

阿波踊りの楽しさを感じたら
「連」に所属することもおすすめです。

東京では踊りのグループがたくさんあります。
グループの種類は、企業や役所、大学の連。
地域や町内会の連などたくさんあります。
「連」の性格上、入連に条件があるところもあります。

練習期間や時間、参加するお祭りなども連によって違いがあります。
ご自分の生活スタイルを考えた上で選んでくださいね。

「連」に所属して選ばれると、衣装を着て
お祭りで踊ることができます。
演舞場でライトをあびて踊ることができるのは
阿波踊りの魅力のひとつです。

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