阿波踊りを楽しむ(見る阿呆)

まずは見てみよう

改めて自己紹介をします。
私は東京出身、阿波踊りに出会ってから19年になる女性です。

「阿呆」って初めて聞いたとき「阿呆」ってなに?
と思ったのですよね。ちょっとバカにされているのかなと。

でも、西の方の方々と交流する中で
「阿呆」のニュアンスが違うと感じたのです。

「阿呆」に抵抗があったり、阿波踊りをご覧になったことが
無い方はぜひ見て体感していただきたいと思います。

まずは、音。
日本古来の楽器で生演奏します。
電気を通さない「生」の音です。

太鼓と鉦と笛。
お祭りのお囃子では聞いたことがあると思います。
太鼓は大太鼓と締太鼓があります。
阿波踊りはこれに「三味線」が入ります。

踊りは主に男踊りと女踊り
男性の男踊りは手ぬぐいを被ったり巻いたりしますが
顔を出しています。
足は足袋を履いています。
動きはダイナミック

女踊りは笠をかぶるのであまり顔が見えません。
足は足袋に下駄。
下駄には2本の歯が付いています。
阿波踊りでは後ろの歯を地面に付けないで踊る連が多いです。
その場合地面に付いて良いのは前方の歯と先端のみになります。
全体重が鼻緒に集中します。

そして、踊っている間中両手は上に上げたままです。
見た目の着物の華やかさにまどわされますが
実際はかなりハードです。

東京の主な開催場所

神楽坂まつり阿波踊り大会(新宿区、7月)
小金井阿波踊り大会(小金井市、7月)
糀谷阿波踊り(大田区、8月)
東京大塚阿波踊り(豊島区、8月)
東京高円寺阿波踊り(杉並区、8月)
踊れ西八夏祭り(八王子市、9月)
中村橋阿波踊り(練馬区、9月)
初台阿波踊り大会(渋谷区、9月)
板橋区民まつり(板橋区、10月)
(2014年現在)

徳島の「総踊り」

阿波踊りの魅力はいろいろありますが
一番見てほしいのは徳島の「総踊り」です。

この「総踊り」を見ることができるのは紺屋町演舞場
阿波踊り期間の4日間、毎日一番最後に踊りこみます。

阿波踊り振興協会所属の16連が合同で踊る姿は圧巻
2007年公開の映画「眉山(びざん)」にも取り上げられました。

2019年には日替わりで4つの演舞場で行われました。
次回開催時はまた条件が変わるかもしれません。

実際に見ると大迫力があります。
今はユーチューブで動画が投稿されていますので
見ることができます。

2020年は残念なことになりましたが。
2021年はぜひどこかでご覧になってくださいね。

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